伐採現場から、製材されるまで。

柱や梁だけでなく、床や壁な建築にとって
とても大切な建材である木材。
その伐採現場から製材に至るまでのツアーを
建築士会で企画し、そして、実際に行ってきました。
秩父にある、ウッディーコイケさんの協力のもと、
30名のバスツアー。


三峰神社近くの伐採現場から、秩父市内の貯木場、製材現場まで、
切り倒された「木」が材料になるまで。
全ての工程に「人」の手間がかけられ、とても新鮮でした。
たまたま、週末、実家でいつもみていた古い「木」。
よくみると製材された後もあり、その「木」がそこに
利用されるまでのストーリーが想像され、
印象が全く異なって見えました。
特に印象的だったお話は、
後継者不足からくる将来の危うい「林業」のお話。
ウッドショックでも、結局、国内材の需要が劇的に
増えなかったことは、そもそも日本の「林業」が盛んでない証拠。
あまり知られていない、日本の課題を思いました。

当日は私の拙い、添乗員ガイドで、多々、迷惑かける分も
ありましたが、、、
建築士会の技術委員会や青年委員会や事務局の皆様の
多くの協力でようやく実現できました。
埼玉県などの行政の方々の参加も多く、
そして、来年の開催のリクエストもいただきました。
建築の木材を通して、森や地域を守るような企画が
来年もできればと思います。

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