薬師寺宮大工棟梁の西岡常一さんの「木に学べ」

「堂塔の木組は寸法で組まず、木のクセで組め」
木には育った環境によって必ずクセ(ねじれや曲がり)があり、
そのクセを考えて木を組んで建物を造るといったことや
「木を組むには人の心を組め」
たくさんの職人で造る建物はみんなで同じ気持ちになって
造ることが大切。

薬師寺宮大工棟梁の西岡常一さんの「木に学べ」を
読みました。何千年と建つお寺の建物の修繕に
人生を捧げるように携わった棟梁の心意気がとてもよく
つたわり、同じ建築の仕事をしている自分にとって
とてもよい刺激になりました。
飛鳥時代の建物をとても大切にすること、
そして、学問好きな学者と常に論戦してきたことから、
一万円の肖像は「聖徳太子」から学問の「福沢諭吉」に
かわったことを嘆いた文面が印象的でした。
今は、「渋沢栄一」どう思うのでしょうか。

夏休みの一番嫌いな宿題は読書感想文でしたが、
大人になると、その大切さがよくわかります。

備忘録的に。
お盆休みは、前半、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という右足の甲に
何らかの理由で細菌が足に入ってしまい。
松葉杖、、、。家族をはじめ、仕事関係など
多くの方に迷惑をかけ、そして助けていただきました。
感謝!今は、無事に完治。
不自由な足でいくつか病院でのお医者さんや
同じ患者さんなどの励まし合い。
多くの人のやさしさに触れたよい経験でした。

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